現在、日本列島は「最強寒波」の影響を受けており、
寒波のピークが複数回訪れている状況です。
連日、大雪のニュースが放映されていますね。
最強寒波。今年はどうしてこんなに大雪?
2025年の寒波は、北極振動の影響や偏西風の変動、東シナ海の高水温が主な原因です。
さらに、北極の温暖化とシベリア高気圧が影響し、「最強最長寒波」が起きました。
気象庁はラニーニャ現象とは違うけれど、似た傾向が寒気を引き起こしたとしています。

いろいろな要素が絡み合ってこんなに大雪現象が起きたんですね!
各地の甚大な被害
人的被害
日本列島は大雪とエネルギー価格高騰の複合的な影響に直面しています。両問題が相互に作用し、経済・生活に深刻な影響を及ぼしています。
特に青森県では最も深刻な人的被害が報告されています。
除雪作業中の事故によるもので約150名ほどにもわたる人的な被害が起こっています。
自力で除雪が不可能な高齢者世帯に対し、ボランティアや地域コミュティでの雪かきも推進されています。
青森県では、過去最大・最速の除排雪費用補正予算22億6500万円を決定しました。
政府のサポート対象地域はどこ?
2025年2月7日現在、大雪に関する政府のサポート対象地域は主に以下の通りです:
災害救助法適用地域
青森県の10市町村が対象となっています。
青森市、弘前市、黒石市、五所川原市、平川市、藤崎町、大鰐町、田舎館村、板柳町、鶴田町
これらの地域では、特別な支援措置が講じられています。
その他の支援対象地域
北日本から西日本にかけての日本海側を中心とした広範囲の地域が豪雪地帯が対象となっています。
被災中小企業・小規模事業者支援
経済産業省が特別相談窓口の設置や災害復旧貸付の実施などの支援措置を行っています。
通信サービス利用者への支援
KDDIやSo-netなどの通信事業者が、災害救助法適用地域のユーザーに対して
料金支払い期限の延長や月額基本料の減免などの支援を実施しています。
学生支援
日本学生支援機構が、災害救助法適用地域の世帯の学生に対して、
奨学金の緊急採用や応急採用などの支援を行っています。
自治体や関連団体の情報をこまめにチェック!
灯油価格は今後も高値で推移する可能性が高く、家計への負担が続くと予想されます。
国や地方自治体は、エネルギー費の高騰に対応するため補助金や各種支援制度を用意している場合があります。
省エネ家電の購入補助、断熱リフォームの支援など、住まいの断熱性能を向上させるための助成策が実施されることもあるので、そのような制度がある場合は積極的に利用していきたいですね。
歴史的なこの大寒波は交通や物流にも甚大な被害があるので、早く大雪が収束してほしいと願うばかりです。